整体・骨盤ジャーナル

自分でできるO脚のチェック方法

自分でできるO脚のチェック方法

O脚はぎっくり腰や骨折のようにある日突然なるのではなく、悪い姿勢や歩き方などによって少しずつ悪化していくものです。痛みなどの自覚症状もほとんどないため、自分ではO脚になっていることに気づかないケースが多いようです。今回は自分の脚がO脚になっているかどうかをチェックする方法を中心に、O脚の種類などについてご紹介します。

O脚が疑われる体質

まずは、O脚が疑われる(O脚になりやすい)体質について考えていきましょう。下記に当てはまる方は、すでにO脚になっている可能性があるか、今はなっていなくても今後O脚になりやすい体質だと言えます。

・下半身が太りやすい

O脚になると脚の筋肉がバランスよく使われなくなり、血行不良や冷えなどによって脂肪や老廃物(セルライト)がたまりやすくなります。そのため、下半身が太りやすい人はO脚になっている恐れがあると言われます。

・関節痛や腰痛になりやすい

O脚の人は骨のバランスが悪くなり、脚の関節に負担がかかりやすくなります。普段から下半身の関節痛に悩まされている人は、すでにO脚になっている可能性が高いと言えます。また、O脚の人は姿勢が悪く骨盤への影響も大きいため、腰痛になりやすいのも特徴です。

・猫背である

猫背で歩くと自然とカラダが前傾姿勢となり、常に膝を曲げて歩くようになります。膝をまっすぐ伸ばすことができなくなると、下半身の筋肉や骨格のバランスが崩れ、O脚になりやすいと言えます。

・すねの外側の筋肉が疲れやすい

O脚は脚の外側へ強い力が加わるため、常に脚の外側への負荷が大きくなります。特にすねの外側の筋肉が疲れやすい場合は、O脚になっている可能性が高いと言えるでしょう。

チェック前に知りたいO脚の種類

O脚にはいくつかの種類があり、脚を閉じて立ったときの状態によって分けられています。O脚かどうかチェックする前に、O脚の種類について知識をつけておきましょう。

・ふくらはぎが開いているタイプ

太ももや脚はくっついているけれど、ふくらはぎの部分だけが離れている状態を言い「膝下O脚」とも呼ばれています。O脚ではない人と見た目にあまり違いがないため、自分がO脚だと気づかない人も多いようです。

・太もも、両膝、ふくらはぎが開いているタイプ

これは典型的なO脚で、太ももからふくらはぎにかけて全て離れている状態です。膝下の骨のひずみだけでなく、股関節や骨盤までバランスが崩れています。見た目が悪く下半身太りや腰痛の原因にもなるため、早急に改善する必要があります。

見た目で分かる! O脚のチェック方法

以下でO脚のチェック方法について紹介するので、ご自分で確認してみてください。

●自分でできるO脚のチェック方法

1.かかととつま先をくっつけて立ちます。

2.ノートやスマートフォンを膝にはさみます。はさめる状態であれば、O脚ではないと言えます。

O脚は見た目が悪くなるだけでなく、腰痛や下半身太りの原因になる恐れがあるのでしっかり改善することが大切です。まずは自分がどの程度のO脚であるかをチェックして、改善するようにしてください。

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