日本人女性にとても多いと言われているO脚。きれいな脚の人でも立ったときに脚の間に隙間ができてしまい、コンプレックスに悩んでいる人も多いかと思います。ここでは、O脚を改善するための歩き方やストレッチ方法などをご紹介します。
O脚を矯正するメリット
もともとO脚の人は立つときや歩くときの姿勢が悪く、それがO脚の原因になっていることがあります。O脚を矯正すれば、自然と歩き方や立ち方がきれいになり姿勢も良くなると言えます。正しい姿勢に改善できれば、脚のむくみや冷えの改善、肩こりや腰痛の予防など、さまざまな健康トラブルを軽減することができるでしょう。
O脚を補正すれば立っているときの見た目がとてもきれいになり、容姿に自信がつくことも大きなメリットのひとつです。
歩き方がO脚に関わる理由
O脚になる原因はさまざまありますが、特に歩き方に関係があります。原因としてまず猫背が挙げられ、猫背で歩くと顔が前に出て背中が丸まった状態になります。正しい姿勢で歩いた場合は自然と膝が伸びたりまっすぐになったりを繰り返しますが、猫背で歩くと常に膝が曲がった状態になりO脚になってしまいます。同様に歩く歩幅が小さい人も膝が曲がったままになってしまうことが多いため、これもO脚になりやすいと言われます。
O脚の悪い歩き方の例
O脚の悪い歩き方の例として、つま先立ちで歩くことが挙げられます。つま先立ちをして歩くと、自然と足が内股(ハの字)になる傾向があり、ハの字で歩くと脚の外側へ力が働くため、徐々に脚が開いてしまいO脚になると言えるでしょう。このため、つま先に力を入れた歩き方や、ヒールの高い靴を履いて歩く際にも注意しなければいけません。
また、胸を張って歩くのもO脚にはよくありません。一見、胸を張って歩くのは姿勢が良くなりそうですが、カラダが後ろに反り返った状態となるため、背中や腰の筋肉に負担がかかり逆効果だと言えます。
これ以外に、女性に多い内股歩きもO脚やX脚を加速させる悪い歩き方です。内股で歩くと脚の外側に荷重がかかり続けるため、外側に骨や筋肉が補強され脚の形が崩れていきます。まずはバランスの良い歩き方をすることがO脚改善の近道と言えるでしょう。
O脚を矯正するための歩き方のポイント
O脚を矯正する効果的な方法は、正しい歩き方を覚えること。普段から正しい歩き方を意識すれば自然と姿勢が良くなり、O脚が少しずつ改善されていくはずです。ここではO脚に効果的な正しい歩き方をご紹介します。
●O脚改善のための正しい歩き方
1.背筋を伸ばした正しい姿勢で立ちます。
2.かかとから地面について、つま先でけるようにして歩きます。親指、人差し指、中指でけり出すことをイメージして歩きましょう。歩幅できるだけ広くとりましょう。

日々O脚に悩んでいる人も、歩き方を改善したりトレーニングを行ったりすることでO脚を改善することができます。上記を参考に正しい歩き方を意識して、きれいな美脚を取り戻してみてはいかがでしょうか。