フラフープはアメリカのセレブの間で流行するなど、手軽に有酸素運動が行えるアイテムとして注目されています。しかも見逃せないのは、この道具は骨盤の歪みを改善するためにも役立つという点です。ここでは、フラフープで骨盤の歪みを改善するための方法について解説します。
いろいろあります！ フラフープ運動のメリット
フラフープ運動は、道具さえあれば自宅で手軽に行うことができます。もともとは遊びとして広まったフラフープですが、真剣にやれば十分に汗もかき、ウォーキングなどと同じ有酸素運動になります。フラフープでカロリーを消費し、脂肪を燃焼することは可能だと言われています。
また、よく聞くのが、フラフープをすればくびれが作れるという説です。フラフープを回す運動は、脇腹の腹斜筋と、身体の奥のインナーマッスルと鍛えることができると言われています。
目に見えてくびれができるかどうかはともかくとして、これらは普段なかなか鍛えられない部分の筋肉なので、基礎代謝量を増やす効果はあると言えるのではないでしょうか。痩せるための運動として効率は悪くないはずです。また、他にも便秘解消、腰痛予防などにもフラフープ運動は効果的だと言われています。
そしてもう一つ、骨盤の歪みを改善することにも、フラフープ運動が役立つとも言われています。やり方は後述しますが、その前に、フラフープを回してみれば骨盤が歪んでいるかどうかをチェックすることができるのです。
骨盤が歪んでいるとその影響で身体の重心が偏り、フラフープを上手く回せないことが多くなります。あるいは、右回りだけ、左回りだけ回しやすい、という場合も、骨盤の歪みからくる重心の偏りが原因である可能性があります。一度、フラフープに挑戦すれば、自分の骨盤の歪みの有無が分かるかもしれません。
フラフープの選び方
運動に使用するフラフープはどのようにして選べば良いのでしょうか。まず気になるのはサイズです。平均的な大人の女性なら、直径が90～95cmのフラフープが回しやすいサイズの目安でしょう。あとは身長とウエストサイズに合わせて、直径を調整します。
小さいフラフープのほうが回しやすいと思う人もいるかもしれませんが、実はフラフープは大きい方が扱いは楽なのです。重さも軽いほうが難易度は上がり、適度な重さが必要です。通常、500g程度のものを選べば問題ありません。
あとは材質などによって値段が変わってきます。品質を考えるなら、2,000円程度のものが標準的。大きさや重さ、作りがチープすぎるなどの理由で回しづらいフラフープを選んでしまうと、無理して使用することで腰を痛めることがあるので注意しましょう。
フラフープを使って骨盤の歪みを改善する方法
ここでは、フラフープを使って骨盤の歪みを改善する方法をご紹介します。
1.フラフープを床に置きます。フラフープの輪の中に入り、両足を肩幅と同じぐらいに開きます。
2.フラフープを回す方向の足を半歩前に出します。
3.背筋を伸ばして姿勢を正した状態で、フラフープを背中の腰部分にくっつけます。
4.フラフープを回す方向と反対側の手を少し後ろに引きます。
5.フラフープを回す方向に押し出します。
6.フラフープの動きに合わせて腰を前後に動かして回します。
骨盤の歪みについて気になるという人にとって、フラフープは挑戦しやすく続けやすい運動です。痩せるための運動にもなるなど他にもメリットがあるので、新しい習慣として始めてみてはいかがでしょうか。
