【整体師直伝】5つの動作で 股関節チェック あなたはできますか?
■こちらは動画でもご覧いただけます。 ★URL:https://youtu.be/Kef_Nr4Ce2Q この動画は、朝・昼・夜と様々な生活シーンで、お客様に寄り添うトータルヘルスケアをご紹介しています。 前回の動画で、あなたの股関節は、正しくしっかりと動いてくれているのか?
「5つの動作で股関節チェック」を紹介させていただきました。
今回は、股関節と内転筋を鍛えてスッキリ下半身を目指すための方法をご紹介します。
2本の足でまっすぐと立って、その足を片足ずつ踏みだして前に進む人間にとって、股関節ほど重要な関節はありません。
股関節の「内もも」の部分に内転筋という筋肉があります。
この筋肉は股関節を内側に内転させる働きはもちろん、2本の足を真っ直ぐ安定させる働きも担っています。
ということは、内転筋が衰えてしまうと、足をまっすぐ保てず、ガニ股やO脚になったり、太ももに脂肪が溜まりやすくなるとも言われています。
逆に言えば、股関節の柔軟性をしっかりと保って、内転筋もちゃんと鍛えておくことが大事になってきます。
股関節のストレッチと筋トレを兼ねる意味でこのようなうつ伏せでカエル足のような容になるストレッチも流行っているみたいですが、
この動作は、股関節が後ろ側に伸展し、太ももの付け根と骨盤の境目あたりが強くストレッチされるように感じます。
実はここ、筋肉ではなく靭帯が多い部位と言われています。
靭帯は筋肉と違って伸縮性がほとんど無いので、だからこそ、関節をしっかり固定してくれる役割をもっています。 というわけで、股関節を開きながら後ろに伸展させる方向でのストレッチは個人的にはあまりオススメしません。
ここからは、股関節の柔軟性をしっかりと保つためのストレッチと内転筋を鍛えるエクササイズをご紹介しますので、是非参考にしてみてください。
床に仰向けに寝て両手は頭の後ろで組みます。
両足の裏を併せて膝を開きます。
そのまま足を持ち上げ20秒キープします。
仰向けで足を上げて行うカエル足ストレッチは特にオススメです。
股関節を前側に屈曲して、足をあげることで重力を負荷にして内転筋から大腿四頭筋、腹筋まで刺激されます。
次に、足を地面につけてお尻を上げます。
この体勢で20秒キープ。
次は立った姿勢で行う四股踏みストレッチ・エクササイズです。
足は肩幅より広めに開いて、爪先は60度くらい外側を向けます。
この状態で股関節を開きながら腰を落とし伸ばしていきます。
硬い方はなかなか降ろせないと思いますが、自分が下ろせる範囲で問題ありません。
伸ばしたら軽く上下に体を揺すりながら体重をかけていきます。
これだけで内ももがストレッチさせているのとお尻あたりで体を支えているのがわかると思います。
ポイントは背中を丸めずにまっすぐ保つことです。
背筋をまっすぐ保つことは腹筋を使っているため、股関節、内転筋、お尻だけでなく腹筋も刺激されます。
初心者の場合は、四股の体勢で内転筋をストレッチするだけでもジワジワと効いてくるので十分です。
次はこの姿勢から前後に1歩ずつ踏み出して戻る四股歩き。
これを5回。余裕があれば10回を目安に行いましょう。
この四股歩きをやると、たった30秒でもブワッと汗が出てくるのでかなりの運動になります。
以上、股関節と内転筋を鍛えてスッキリ下半身を目指すためのストレッチとエクササイズでした。
股関節というのは、いくつものパーツを組み合わせて連動した動作で働く場所なので、
柔軟性をしっかりと保って、内転筋もちゃんと鍛えておくことが大事です。
仰向けでのカエル足ストレッチと、四股エクササイズ、是非試してみてください。
■こちらは動画でもご覧いただけます。 ★URL:https://youtu.be/Kef_Nr4Ce2Q