整体・骨盤ジャーナル

内股は膝にも負担がかかる? デメリットと治し方

内股は膝にも負担がかかる? デメリットと治し方

両足のつま先を内側に向けて歩くことを内股歩きと言います。内股は女性を中心に「かわいい」というイメージがあり、内股歩きを意識する女性が増えていますが、実はこの内股歩きはカラダへは良くない影響が複数あると言われています。ここでは内股によるカラダへの負担やデメリット、内股の見分け方と効果的な治し方について紹介します。

内股のデメリット

内股はカラダにとって多くのデメリットがあります。

その1つとしてO脚やX脚の原因になることが挙げられます。内股は膝の頭を内側に向けた脚の関節が歪んだ状態で歩くことになります。これがO脚やX脚の原因になり、せっかくの美しい脚のラインが崩れてしまうことになります。この歪みは、お尻が垂れてしまったり、下半身太りになったりと、さまざまな症状につながります。

また内股は膝や腰に負担をかけるので股関節の血管が圧迫されて、血行不良になる可能性があります。血行不良になると、足がむくんだり、冷え性が悪化したりとさまざまな不調につながります。将来的には関節痛などの症状を引き起こす可能性もあるのです。

内股のチェック方法

内股を意識している人はもちろんですが、知らないうちに内股になってしまっている場合もあります。簡単なチェック方法として、靴底の減りを確認してみましょう。

内股で歩く人は、靴底の内側がすり減っている傾向がありますので、靴底を見れば容易に内股かどうかがチェックできます。同様に、ヒールのかかと側の先が内側に倒れるようにすり減っている場合も、内股で歩いている傾向がありますので、よく使うヒールを確認してみてください。逆に靴底の外側がすり減っていた際はガニ股である可能性が高いので、それはそれで改善をした方が良いでしょう。

この他、立った時の足の向きが内側寄りになっていないか、ひざを接近させながら歩いていないかでチェックすることができます。自分でチェックすると意識してしまうため、回りの人に歩き方や足の向きを見てもらうと良いでしょう。

内股の治し方

・O脚やX脚用のインソールを使う

一度内股になってしまうと、なかなか意識するだけで改善するのは難しいでしょう。そんなときにおすすめなのが、O脚やX脚用のインソールです。靴の間に入れて日々生活するだけで、歩き方が矯正されて意識しなくても正しい歩き方に導きます。

・ストレッチを行う

内股は骨盤がすでに歪んでいることが多いので、ストレッチを行って骨盤矯正をすると良いでしょう。今回は、比較的難易度の低いストレッチをひとつ紹介します。もっと効率よく治したいという方は、一度ご連絡ください。

1.床に座った状態で足の裏をくっつけます。

2.そのまま上体を前に倒します。30秒ほどキープしましょう。

内股はさまざまなデメリットが生じます。まずは自分がどれくらい内股なのかチェックしてみましょう!

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