【整体師直伝】自分でできる肩甲骨ケアSTEP1 刺激してゆるめる
■こちらは動画でもご覧いただけます。 ★URL:https://youtu.be/gY-R4QqbU1k★ 自分ですぐできる肩甲骨はがし STEP,1 今までも数パターンの肩甲骨ケアをご紹介させていただいていますが、 今回は3ステップの肩甲骨ケアをもう少し細かくご紹介したいと思います。 先ずは、5つの肩甲骨チェック方で、ご自身の体・肩甲骨と向き合ったら、 今回はSTEP,1「刺激してゆるめる」!からスタートです。 肩が気になってくると自然に手が背中に伸びるもの。 肩甲骨が由来の、固まりやすい筋肉にターゲットを絞り込んで、ピンポイントで効率的に解放していきましょう。 ここでは、不良姿勢などで特に影響しやすい肩甲骨まわりの筋肉をピックアップします。 先ず、人差し指と中指を当てて、ギターの弦を弾くように、筋肉の繊維が走る方向と直角に動かして刺激します。 筋肉を指でつまんで揉むよりも腕が疲れにくいしリセットするのに優れています。 背中で指が届かないところはテニスボールを活用して刺激します。 では、さっそくやり方をご紹介しますので皆さんも一緒にやってみてください。 肩甲骨が固まると真っ先に影響するのが僧帽筋です。 大きい筋肉なので上部と中部に分けて刺激します。 先ず上部は首筋に人差し指と中指を当てて刺激します。 左右を変えて同じように刺激します。 この辺りは肩甲骨を引き上げる働きがあるので普段背中が丸まった姿勢が多いと固まりやすい部分です。 次に、胸に広がる大胸筋も肩とは深い関係があります。 ここが緊張すると両肩が前に出て背中が丸まりやすくなります。 鎖骨の下に沿って人差し指と中指を当てながら、刺激が強く感じるところを探して、そこを念入りに緩めます。 左右を変えて同じように刺激します。 次に、首を真横に向けると首筋に太い2本の筋肉が浮き上がってきます。 これが胸鎖乳突筋。頭の重みが常に加わっているので緊張しやすいところです。 人差し指と中指を当てて、ここも刺激が強く感じるところを探して、そこを念入りに緩めます。 左右を変えて同じように刺激します。 次は、出っ張った肩甲棘を探します。肩の上角から肩峰の方に指を移動させていくと窪みがあると思います。そこが棘上筋。 その窪みに沿って、ここも刺激が強く感じるところを探して、そこを念入りに緩めます。 左右を変えて同じように刺激します。 次に、脇のすぐ下大円筋。肩甲骨の下の角から上腕骨に繋がっている筋肉です。 背中が丸まり肩甲骨が開いたままだと弱くて硬くなりやすい部分です。 ここも刺激が強く感じるところを探して、そこを念入りに緩めます。 左右を変えて同じように刺激します。 ここからは、テニスボールを活用して刺激します。 僧帽筋上部は指が届きますが、中部は届きにくいのでテニスボールを使って刺激します。 中部は背骨から肩甲骨の肩甲棘と肩峰に向かって伸びていて、肩甲骨を上げたり、寄せたり、上向きに回したりするときに活躍している筋肉です。 肩甲骨の間にテニスボールを2個横並びに置いて、それに充てるように仰向けで寝ます。 体重でボールを押し込むように刺激します。 次は棘下筋。肩甲骨の下あたりで出っ張った肩甲棘を探します。 ここは肩関節を外側へ捻ったり、伸展するときに活躍していて肩甲骨が固まると影響しやすい部分です。 ここはテニスボール1個を当てて、仰向けになります。じんわり体重をかけて硬いところを刺激。 ここは左右交互に行いましょう。 最後は脛骨の両サイドを立てに走っている頭板状筋。 ここも背中が丸くなって頭が前へ出た姿勢だと固まりやすい部分です。 テニスボール2個を横並びで置いて、首筋に当てて仰向けになりボールで押します。 この時、首が反りすぎないように注意しましょう。 頭の下に畳んだタオルや低い枕を置くといいです。 今回はSTEP,1「刺激してゆるめる」です。 また来週にはSTEP,2の「リラックスストレッチで伸ばす!」 その次にSTEP,3「アクティブストレッチで自由な肩甲骨を作る!」 3本立てでご紹介したいと思います。 固まった肩を何とかしたい方、是非おためしください! ■こちらは動画でもご覧いただけます。 ★URL:https://youtu.be/gY-R4QqbU1k★