【整体師直伝】間違ったストレッチしていませんか?運動前のウォーミングアップ
■こちらは動画でもご覧いただけます。 ★URL:https://youtu.be/_KqwA38KGXI★ 運動前にストレッチは欠かせない・・そう思って実践している人も多いのでは? でも間違ったストレッチはパフォーマンスを落とし、ケガのリスクも高めてしまうとも言われています。 今回は、正しいウォーミングアップの方法をご紹介します。 間違ったストレッチと言われているのは、筋肉や関節をジワーっと伸ばしたまま一定時間固定する「静的ストレッチ」のこと。 筋肉や腱が伸ばされて緩むことにより、筋力、瞬発力が失われてしまうようです。 また、関節まわりの筋肉や腱が緩むことで、関節にかかった負荷を和らげることができなくなってしまうかことで、ケガを起こしやすくしてしまうともいわれています。 ウオーミングアップの目的は、筋肉の温度、柔軟性を高め、筋肉の反応速度を上げることです。 動きながら行う「動的ストレッチ」を取り入れて、正しいウォーミングアップをしていきましょう。 【①肩甲骨の動的ストレッチ】 1.足を肩幅に広げる。 2.膝を少し曲げ、前かがみになる。 3.肘を90度に曲げ、肘を体の中心に持ってくるように回す。 4.前方へは手の甲から振り下ろすようにしましょう。 5.10回を目安に行いましょう。 ■ポイント 肩甲骨をできるだけ後ろに引き、肘で大きく円を描くイメージで行いましょう。 動作中は膝を柔らかく使い、リズムを取ってOKです。 ②腰の動的ストレッチ 1.足を肩幅に広げる 2.上半身と下半身が反対方向になるように交互に捻ります。 ■ポイント 両腕をできるだけ後方に引き最大限ツイストさせるようにしましょう ③股関節の動的ストレッチ 1.脚を可能な限り大きく広げます。 2.両腕を体の前での伸ばし両手を組みます。 3.片足を大きく真横に踏み出し深くしゃがみます。 4.軸足の内ももを伸ばしながら戻します。 動作中は膝を柔らかく使い、リズミカルにおこないます。 かかとが浮かないように注意しましょう。 ④下半身の動的ストレッチ 1.足を肩幅に広げ、両手は腰に。 2.膝を曲げながら足を後ろから前方に回していきましょう。 3.これを左右交互に10回ずつおこないます。 お馴染みのジワーっと伸ばす静的ストレッチは、筋肉の回復、次の日に持ち越さないために運動の後やリラックスしたいときに行います。 筋肉は使うと収縮する性質があるので、静的ストレッチで伸ばすことがアフターケアには適しています。 動的ストレッチは運動習慣のあまりない方にはちょっとした運動にもなります。 是非、運動前のウォーミングアップとして取り入れてみて下さい! ■こちらは動画でもご覧いただけます。 ★URL:https://youtu.be/_KqwA38KGXI★